市場のお米のほとんどは、もち米の仲間らしい。
ふっくらもちもちと味もおいしく冷害にも強いので
今は品種が、もち米由来のお米が大半なのだそうです。
お米を食べると、だるくなったり、眠くなったり
不調を感じるので、もち由来ではなく
昔お米として食べられていた従来のお米だったら違うのかな?って
興味をもって買ってみたものが
北海道産 ゆきひかりです。栽培期間中の農薬・化学肥料不使用というものを選びました。
北海道産 ゆきひかり 1kg 雨竜郡妹背牛町 生産者 ファーマーズ・クラブ雪月花 特別栽培米(楽天市場)
もち系ではないお米は、冷害に弱く、味もあっさりしていて
育てるのが大変なうえに、もち系のほうが一般受けが良いため
今では従来の米は少数しか見られなくなってしまったようです。
あっさりしているから酢飯、寿司のシャリに使われることが多く、
寿司には合っているお米なのだと思いますが
インターネットで情報を見て、正直味にはあまり期待していなかった。
体に合っていればそれで良いと思っていて、味がおいしくなくても仕方ないと思っていたけど
食べてみて、想像とは違うものだった。すごくおいしい。
もち米由来のお米には甘みを感じることができなかった
私は元々、お米(もち米系の品種)を嫌いではないけど
特に好きでもありませんでした。
なぜかというと、一般的に言われている「食べているうちに甘みを感じる」ということを
全く感じないからです。
肉や野菜の味はしっかり感じるけど、お米は、よく噛んで食べても、例えるとお粥を作った時にお湯にお米の味が溶け出ると思うのですが
そのような味しかしなくて、甘みというものは感じないのですよね。
もち系の品種はたんぱく質の構造が複雑で消化酵素がたくさん必要になるのですが
昔食べられていた従来の米はたんぱく質の構造が単純で消化に優しいのだそうです。
私が一般的なお米を甘く感じられないのは唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素が少ないのかもしれないし、膨満感があったりだるくなったりするのも消化不良の問題なのかもしれない。
そんな私にも、ゆきひかりはすごいと思った。
食べた瞬間に甘みを感じる。
お米のおいしさをわからなかった私もおいしさを感じることができた
これがゆきひかりを炊く前のお米の状態で、
炊飯後の炊いたお米は、
このようになります。
私が買ったお店では、玄米、白米、五分つきなど、精米度合を選んで買うことができて、
私は白米を選びました。
ゆきひかりを食べてみて、
お米がおいしいってこういうことなのかなって思った。
もち系のお米と比べて、粘り・ふっくらみずみずしいもちもち感は低いと思うけど
食べてすぐに甘みを感じることができておいしい。
このお米が私に合っているからおいしさを感じることができたのもあるけど
新米で、精米したばかりのものを送ってくれるのも良かったのかも。
不定愁訴の原因に遅滞型アレルギーや消化不良の可能性を考える
もち系ではない昔ながらの従来のお米は、もち系のブランド米の2倍くらいの値段が相場で
現代の一般的なお米である、もち米由来のお米を問題なく食べることができる人は
今や希少な品種となってしまった従来のお米よりも
値段も安いし、味もふっくらもちもちおいしいから、もち系のお米のほうがいいと思う。
しかし私のようにお米で不調をきたしたり、よく噛んで食べてもお米のおいしさを実感できない人には合っているお米だと思います。
アレルギーというと発疹が出たり息苦しくなったり明確に症状が出るものというイメージですが
私が悩まされているのはそのような即時型アレルギーではなく、食べて数日経ってから体に湿疹ができて何が原因かわからず慢性化する遅延型アレルギーや、一般的な検査ではどこにも異常がないのに疲労感などよくわからない不定愁訴が慢性的に続いてしまうものです。
慢性疲労、機能性低血糖、炭水化物不耐性などの原因が特定の物質に対する消化不良により起きている可能性はあると感じています。
栄養療法も一つの方法だと思いますが私は今、なぜ普通に食べているのに栄養が足りなくなるのか、一つの可能性として消化不良や吸収不足を考えています。
1つの食べ物でも色んな成分で成り立っていて、
アレルギーや消化不良が、どの成分に起きるかは人それぞれなので
もち系ではないお米に変えたからといって必ずしも合うというわけではないのですが
私のようになんだかよくわからない体調不良に悩まされている人には
もち系の米と比べたら高いけど、1000円するかしないかくらいの値段で少量のお試しサイズのものが色んなところから出ていて、お手頃に試せるので試してみる価値はあると思います。
私が買ってみたものは、ゆきひかりですが
ササニシキも、もち系ではない従来のお米の品種です。
送料無料 ササニシキ 白米 お試し2合 宮城県産(楽天市場)
他にも探せばあるかもしれませんが、栽培期間中の農薬・化学肥料不使用という点と値段・送料の点で買いやすかったので北海道産のゆきひかりを選びました。
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